お顔と髪の毛のケアー
洗顔とシャンプーのやり過ぎは危険?
10年ほど前までは朝シャンなる言葉が流行り、特に若い人が1日に2回以上シャンプーすることが一般的になったことがありました。
朝シャンとは、文字通り朝起きてからシャンプーするというものです。1980年代後半からブームとなり、現在でも多くの人が朝シャンをやっています。
しかし、この朝シャンは、頭皮や髪のトラブルの原因となりやすく、薄毛の大きな要因となります。
就寝中に分泌される頭皮の皮脂
夜間の就寝中に頭皮の皮脂腺より皮脂が分泌されます。
この皮脂の役割は非常に重要で、1日活動する上で、紫外線や外部の刺激などから頭皮を守ります。
しかし、朝シャンプーをすると、この皮脂が除去されてしまいます。そうすると紫外線などのから頭皮が保護されず、まともにダメージをえてしまうのです。
そして、夜シャンプーをしないと、昼から就寝時までに、頭皮に蓄積された汚れが放置状態となり、寝ている間に、菌やダニが繁殖して、とても不潔な状態になります。
このように、朝にシャンプーをして、夜はしないということを繰り返すと、頭皮に対するダメージを蓄積して、薄毛の大きな原因になります。
朝シャンは極力さけましょう。
皮膚自体が細菌感染や化学物質から守っている。
毛穴から分泌される皮脂と表皮に常駐する、黄色ブドウ球菌やニキビ菌などにより、外部からの細菌の攻撃から体を守っています。これらを皮膚バリヤーといいます。
洗顔やシャンプーのやり過ぎは、皮膚バリヤーを除去してしまう。
顔や髪の毛、頭皮の汚れは、お湯だけで十分におちます。ですから、シャンプーや洗顔石鹸を使っての洗顔はなるべく少なくし、「銀のきらめき」を髪の毛や、顔にかけ、
安全に汚れを落としをして、無駄に皮膚バリヤーを除去しないほうが賢明です。